1人で何軒も空き家を抱える時代です

近年全国で増加中の空き家問題ですが、加古川市の注文住宅を検討し、青梅市でリフォームをスタートしたばかりの我が家にとっても他人事ではありません。

数年前に亡くなった義父の実家が現在空き家となっており、義父の弟が管理してくれています。しかし、いずれは夫が引き継ぐことになりそうです。北関東の単線の駅から30分以上も車で走ったところにあるので、売却は現実的ではありません。

また、義母の実家も現在空き家です。一昨年までは人に貸していましたが、その方が出て行って以降、空き家になっています。庭が広く、春夏は草が生えるため、草刈りも容易ではありません。こちらも市街地から離れた場所にあるので、管理するだけでも大変です。この家も夫が相続することになると思います。

子供が少なくなっているので、夫のように1人で数軒の空き家を抱えることも珍しくなくなるでしょう。空き家1軒でもメンテナンスが大変なのに、1人で数軒を管理することなど不可能です。しかし、田舎だと売ろうにも売れません。家を壊すには1軒で100万円ほど必要だと聞いたことがあります。自治体がもっとサポートしないと空き家を壊すこともできません。今後、空き家を壊す補助金を増やしたり、自治体に寄付できる制度を作ったりして欲しいです。