誰も入居しておらず、大家も確認していない空き家

数年前に最後の住人であったお年寄りが亡くなりました。昭和からの古い住宅のために次の入居者が入ることはなく、管理されている様子もありません。
結果として建物は汚れていき、雑草も目立つようになっております。
そのせいか、一度浮浪者らしき人がそこで時間つぶしするようになり、不審に思った近所の人が通報するような事態もありました。
それでも大家は空き家をどうにかするような意思はないようです。
とはいっても解体工事するにも解体費用はかかりますし、処分したくても売れるような物件にならないのでしょう。
これだと地震が起きれば、隣接している住宅に被害を与えるような状況になっております。
どちらにしても今後も空き家となった建物は放置されて、大家が亡くなって行政が介入するような状況になるまで、空き住宅として存在し続けているのでしょう。
人が賑わう市町村以外は、今後も数字以上に空き家は増えていくのでしょう。
ですが、それを処分するお金も余裕も無くなっている大家達の現状が感じられる空き家でした。