空き家放置の危険性について

今や全国的に問題となっている空き家放置の問題。
私の周囲でも、長い間住んでいない空き家が多数存在しています。
空き家を放置することにより、周囲に及ぼす危険性は計り知れません。

 

強風時に屋根瓦が飛んできて、近くの月極駐車場にとめてある車に当たりそうになる。
庭木が道路まで越境し、車の通行の妨げになる。

 

空き家がシロアリの住み家となり、近隣の家に大量のシロアリが飛んでくる。
不審者の出入りなどによる治安の悪化。

 

ゴミの大量放置による火災の危険性など様々です。
また、空き家の場合、登記簿で確認しても、所有者の居場所が分からないことが多く、こうなると役所に相談をしに行くしか方法がありません。京都市内でも解体工事の相談がある空き家が多くあり苦慮しているそうです。

 

例え所有者が特定できても、本人が高齢化しており、対応できる状態になく、親族は遠く離れた都会などに住んでおり、中々対策が進まないことも珍しくありません。

 

それと同時に、空き家になっている家は、登記名義人が複数人いるなど、問題を抱えていることも多く、一筋縄ではいかないのが現状です。

 

しかしながら、空き家放置の対策はまったなしの状況にあると言えます。